若くして渡米し、アメリカでクリーニングの先進技術を身に付けた初代山田乕二郎(とらじろう)は、明治29(1964)年、アメリカワシントン州タコマで開業していた店舗を閉鎖し、「西洋洗濯　山田屋クリーニング店」を現在の地、平塚市平塚に開業しました。

２代目小倉滋之助は、平塚海軍化薬廠や当時大磯に居を構えていた徳川、岩崎、池田家などのカーテン、カーペットなどの洗浄を担当し、当時はまだ珍しかったクリーニング店として少しづつ地元の皆様からもご信頼いただけるようになってきました。

​昭和39(1964)年には３代目小倉栄次が病院、公共施設のクリーニングやクリーニング製品の供給を行う(資)湘南リネンサプライを創立、平塚共済病院、平塚市民病院、茅ヶ崎市民病院他、横須賀から小田原まで商圏を拡大しました。高度経済成長の中、小倉栄次は神奈川県クリーニング協会の設立にも尽力し、昭和45(1970)年には理事長に、平成元(1989)年には全国クリーニング組合連合会会長にも就任しました。

４代目小倉滋朗にバトンタッチ後、平成８年には平塚市店舗コンクールで優秀賞を受賞、湘南ベルマーレや2002年W杯ナイジェリアチーム、電力10社バスケットボールチームのユニホームの洗濯を専属受注しました。平成10年からは(株)宮崎洗染、(株)白興と業務提携を結び、飲食店等のユニホームサプライを導入し現在に至っています。